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膝を立てて寝てません?

膝を立てて寝る

大阪のオーダー枕・マットレスの専門店、寝床屋しあわせの枕やさん。宮口です。

今日ご来店いただいた30才代女性の方もそうでしたが...

当店では、体圧測定器で体にかかる体圧のバランスを測定する際に、仰向けと左右の横向き寝で実際に寝転がっていただきます。また、別のベッドで、測定結果から作らせていただいたオーダーメイド枕を微調整する際にも仰向け・横向きでそれぞれ寝転がっていただきます。その仰向き寝のポジションの際に、膝を立てる方が少なくありません。

膝を立てて寝る

こんな寝方してませんか?

これは、腰の隙間の大きい方によく見られます。膝を立てた上に、足を組んだりする方もいらっしゃるようです。膝を立てたら、腰の部分が少し丸くなって、敷寝具との隙間が小さくなるから、こういう姿勢をとられるんです。でも、こんな姿勢で寝てて、質の良い眠りを得ることは出来ません。

全身を巡る血流も滞ってしまいがちです。

身体の隙間を埋めるリラックスできるマットレス

ちゃんと寝るために

膝を立てる以外にも、高さの高すぎる枕を使ってる方も同じように腰を密着させてしまいます。そのため、高すぎる枕を使ってた方が、自然な高さのまくら(オーダーまくら)をお使いいただくことで、それまで埋まってた腰の隙間が埋まらなくなり、枕の高さが合うことによって、逆に「腰の痛み」を引き起こす方もいらっしゃいます。本当にそのあたりはその方に合わせた調整方法をとらせていただくようにさせていただいています。

身体を測定することによってそのデータを解析することから導き出す自分にぴったり合う敷寝具なら、膝を立てずに、足をしっかり伸ばして、リラックスした状態でお休みいただけますよ!

リラックスできる自然な寝姿勢がキープできれば、交感神経よりも副交感神経が優勢になります。そうすることによって例えば胃腸の働きも活発になったり...当店での試し寝の際にも「お腹がグルグル」と活動し始める方もいらっしゃいますし、何よりも「急激な眠気」を催す方も少なくありません。また、全身への血流の巡りも良くなり、「足がポカポカしてきた」と感じる方も少なくありません。

試し寝していただくと「腰が下から押されてる気がする...」と違和感を訴えられる方もいらっしゃいます。それだけ、腰の部分のフィット感が増してる...ということなのですが...そのあたりの感覚というのは人それぞれ。慣れるのにすぐに対応できる方もいらっしゃいますが、それに少し時間の必要な方もいらっしゃいます。

それまでの「不良姿勢」で寝ることが日常化することで、人の身体はそれを「通常」と認識します。それが正しい寝姿勢であっても、その違いから「違和感」と認識してしまうこともあるようです。「脳」に騙されてはいけません(笑)!身体のゆがみや股関節のズレ、右左での足の長さの違い、顎のズレ、も寝ている時の「不良姿勢」から起こる場合もあるようです。

自分に合うマットレスでリラックス