大阪市のオーダーメイド枕・ベッドマットレスの快眠ショップ「しあわせの枕やさん。みやぐち」の宮口です。
平日の午前中にご予約いただいてた30才代男性K様。週末の休みまで待てずに、わざわざ有休をとってまでご来店いただきました。
お話を伺うと、「とにかく首・肩が限界！」という事でした。お仕事柄ずっとPCに向き合われるので尚更なんでしょうが...僕もブログを書いたりするときは当然PCに向き合いますが、なかなか集中力が続きません。すぐに席を立ってうろうろしたり、水分をとったり、全く落ち着かないヤツです。職場の環境というのもあるとは思いますし、お仕事の内容も僕なんかよりはもっとハードなのでしょうが、K様は凄い集中力で仕事をされてるのでしょうか。気が付けば身体がバキバキになのだそうです。寝るときは寝るときでなかなか寝姿勢のポジションが定まらないものの、スッと眠りには入って行けるようです。が、朝起きた瞬間から首・肩・背中周辺に違和感が満載。という事でした。また睡眠時無呼吸症候群（SAS）のリスクを感じておられ、朝起きたときに息苦しさを感じられたりしておられたようですが、最近マウスピーズを装着するようになって、その息苦しさは随分軽減できたとの事でした。
昼間に酷使した首・肩周辺の筋肉疲労を寝ている際にはしっかりと休ませてあげないといけないんですが、その大切な時間に、高さの合わない枕では、その時間ですら酷使し続けることになってしまいます。「仰向き姿勢」がベースとはいえ、一晩に20～30回の寝返りをするといわれています。とくに「横向き姿勢」の際にはまくらの高さが足りず、手や腕などで高さを確保して、手や腕が痺れて目が覚める。という記憶のある方は多いと思います。当店のオーダー枕は、「仰向き」「横向き」の2方向に対しての高さを作らせていただきます。それによって、寝ている間にしっかりと頸椎を支え首・肩周辺の筋肉を休ませることが出来ます。
ただ、今回のようなK様のように、「限界」を感じてご来店されるお客様にとっては、劇的な改善が見込めない方も少なくありません。決して「手遅れ」というわけではありませんが、蓄積された痛みや疲労はそう簡単には除去できないからです。また、K様の場合もそうでしたが、そもそも「腰痛」を引き起こしやすい体型の方なのですが、筋力のおかげか「腰痛」の自覚は持っておられませんでした。そんな方が「高さの合うまくら」を手に入れることで、首の隙間は埋まった代わりに腰の隙間が出現してしまうという状況もあります。そして、それによって「腰痛」を引き起こしてしまう...という事です。本来「腰の隙間」はマットレスが重要になってきますが、そういう変化・リスクに対してもご説明はさせていただきます。
そもそも「まくら」や「マットレス」はオーダーメイドとはいえ、治療薬・治療器ではありません。ただ、その原因が寝姿勢にあることも多いので、そういう意味では改善の可能性が大きくなるはずです。
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