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脚を組んで寝る

脚を組んで寝る
画像はお借りしました

大阪市のオーダーメイド枕・ベッドマットレスの快眠ショップ「しあわせの枕やさん。みやぐち」の宮口です。

 

寝る前は横向きでスマホを触り、仰向きになって寝ようとしても、うまく眠れず、朝はうつ伏せ状態で目覚めることが多いという30才代女性M様。とにかく首・肩が辛くって...と当店に駆け込んでいただきました。ご近所に住んでおられて、お電話で「今から!」という事だったんですが、他のお客様のご予約があったんで、遅い時間帯にずらしていただきました。

 

詳しくお話を伺うと、首の何番目かの骨がずれているらしく、定期的に整体に通われてるのですが、しばらくすると、ズレる。直してもらう。ズレる。直してもらう。という繰り返しのよう。

とにかく朝起きたときの首から肩にかけての違和感が限界に達せられたようでのご来店でした。朝が一番辛くって、時間の経過とともにその痛み・違和感はマシになられるようですから、その原因は「寝姿勢」にあることにほぼ間違いありません。

身体のラインを測定させていただくと、身体のS字カーブのきつい「Wライン」。仰向きの寝姿勢では腰に大きな隙間が空く、いわゆる「反り腰」の方です。「仰向き」では腰が辛い~「横向き」になる~「横向き」は肩が痛い~身体をずらして「うつ伏せ」になる。という感じでしょうか。朝起きたときは、ほぼ「うつ伏せ」状態だというM様。肩・首は強い違和感を持っておられるのですが、不思議なことに「腰」には違和感を持っておられませんでした。

 

身体のカーブのきつい体型の方の多くが、腰への違和感も持っておられるのですが...

仰向きの時は「膝を立てる」という方がいらっしゃいますが、このM様は、普段から膝を立てるだけでなく、足を組んで寝ておられると...そうすることによって、姿勢的には「腰の隙間が埋まる」状態になるのですが、人間って、自分を守るために、無意識のうちにそういう体勢をとるんです。ただ、足を組んだ状態では、ちゃんと寝れるはずはありません。あくまで一時しのぎの体勢でもあります。また、骨盤や股関節の歪の原因にもなりかねません。

 

M様は、出来上がったオーダー枕を見て、「低っ!」と。少なくない方がそういう反応をされます(笑)。足を組むのと同じように、高すぎる枕をすることによっても「腰の隙間」は埋まります。適正な高さの枕を使う事によって、首・肩の違和感はマシになるかもしれませんが、それによって、それまで潜んでた「腰の違和感」が起こることもあります。

 

そういったリスクもご理解いただき、オーダー枕をお求めいただきました。幸いお近くにお住まいなので、調整もお手間を掛けません。今回はとにかく首・肩の痛みが限界になられてのご来店でした。ある意味、捻挫に近い状態なのでしょうか?正しい高さのまくらに慣れるのに少し時間がかかるかもしれませんが、少しづつでも痛みや違和感が軽減出来たら!と思っています。

 

 

 


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