2019/01/27

深呼吸

大阪市のオーダーメイド枕・ベッドマットレスの快眠ショップ「しあわせの枕やさん。みやぐち」の宮口です。

当店では「オーダーまくら」を作らせていただく際に何点かある大切にしてることのひとつに「呼吸」という事があります。

取り込んだ酸素を肺にスムーズに送り込むためには、気道が可能な限りまっすぐになっている必要があります。そのために「まくら」の高さを微調整していきます。

ちゃんと寝るためには身体も気持ちも「リラックス」する必要があります。寝ようとして横たわっても、肩甲骨の痛みや腰の痛みなどの症状があるとリラックスできません。また、お尻など局部に身体の圧が集中しすぎると、血流が阻害され、身体の防御本能が働きゴソゴソと無意味な寝返りを繰り返してしまいます。

何かに不安を感じたり、ワクワクしすぎても自律神経の中の「副交感神経」より「交感神経」が優勢になってしまい、うまく寝付けません。仕事や人間関係に対する不安や心配。大切なプレゼンを控えての不安。大好きな人との恋愛関係。お金の心配というのもあるかもしれません。そういった不安があれば、当然なかなか寝付くことが出来ませんし、次の日は大好きな人と会える日であったり、楽しいことがある時も同様です。僕も小学生の頃は、遠足の前の晩はなかなか眠れませんでした。俗にいう興奮して眠れないという事なんでしょう。

副交感神経が優位になり、リラックスできればゆったりと深い「呼吸」が自然と出来るようになります。寝ている際も自分でコントロールは難しいのですが深い眠りの状況では、脈拍は遅くなり、呼吸は大きくゆったりになります。それは「深呼吸」みたいなものでしょうか。

人前で喋らないといけない、発表会直前、プロポーズ直前、などなど緊張してドキドキするシーンはたくさんあるかと思います。そんな時、緊張を緩和するのには、やはり「深呼吸」が良いって聞いたことありますよね。緊張した気持ちを深呼吸によって落ち着かせ、整えることができます。

寝ようとしてもなかなか寝付けない時に、意識的に「深呼吸」をしてみてください。それにより強制的に副交感神経にスイッチが切り替わり、リラックス出来る状態になれるかもしれません。

ただ、気持ちのコントロールや自律神経のコントロールはなかなかうまくいかない場合もあります。

それと、寝姿勢も大切な要因です。身体の局部に負荷のかからない寝姿勢や、また、カバーやシーツには「心地よい」「気持ち良い」といった肌と触れる感覚も不可欠ですし、暑すぎず寒すぎずという温度や湿度コントロールも大切です。そのあたりをトータルにコントロールできれば、「質の良い睡眠」を手に入れることの近道になるんです。

【オーダーメイド枕】

その日のうちにお持ち帰りいただけます。